のにたろの日記

舞台、映画、旅行が好き。あとアイドルを少々

タワーリング異臭〜ドイツ旅行8

〜これまでのあらすじ〜
ドイツの街をひとり旅。
まず城。
マジ城。
次に向かうはケルン大聖堂

 


さて、ケルンは
お城とはうって変わって人、人、人。

 

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サッカーの試合があるのか、何なのか
よくわからないけど
何かのユニフォーム来て騒いでるおじさんが
チラホラ。

ウォーってハイタッチしてるだけで
足がすくんじゃうんだから。
やめてよね…

といいつつ、ハイタッチの下をくぐって

一目散で大聖堂に飛び込む。

 

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ステンドグラスがすごく綺麗でよかったのだけど
何より私の目を引いたのは、
ステンドグラスの掃除。

 

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ブィィィィィィーンってすごい音を立てながら
掃除機でステンドグラスを吸ってる。
おぉー、こうやって掃除するんだぁ…

 

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でも、私にとって
ケルン大聖堂のメインは中ではなくて
塔を登ること✨

 

のにたろと煙は高いところに登りたがる…

登り口の下調べもバッチリ!

ただ、トイレの入り口と間違えやすいから注意!
私、間違えたー!!!


ドイツのトイレって有料のところが多くて
駅とか施設とかはゲートがあったりするからね…
階段降りてすぐのとこはトイレの入り口だから注意。
入り口にいるおじさんと
目があって気まずくなっちゃうから注意。

 

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ま、でもこの超アバウトな図で行けたってのが

すごいよね?!

 


受付でお金を払って階段を登る。
もう、ひたすら。
ただ、ただ疲れるだけ。
登ってる最中は小窓からしか外が見えないから
人がいない
早朝とか人がいない時間に行ったら怖そう。
淳二の怪談にそんな話、あったよねー。
そんなことを、考えながらモクモクと登る。

 

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もう、汗だく。ハァハァ、ゼーゼー。
やっとの思いで開けたところに出た!
頂上だー!
って思ったら

 

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第二の階段の間…
感動返せ。達成感返せ。
落胆の間と名付けよう。

もうね一回、頂上って思っちゃってるから
気持ちが折れちゃって少し休憩。


そしたら後からゾクゾクやってくるわけで
みんな明らかに頂上と思って来るから
ヒュー!とか、イェー!とか叫びながら
あがってきて顔を赤らめて
尻すぼみになる。
落胆の間、アルアル。

 

しばらく、放心して
気合を入れて歩き出す。
でも一気には登れないから休み休み。
後ろのおじさんに頑張れ、

あとちょっと、とか
あともう一歩、

1.2.1.2!!と励まされながら
頂上!!!

 

 

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金網が張ってあるけど
風が通るし、景色見れるし気持ちいい。
しかも大聖堂の違う塔の上に
何人か人がいて、たぶん一般の人は入れなさそうだから
秘密結社?!

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結局、何なのかは不明。

え、大丈夫だよね?!
私、消されたりしないよね?!
ドキドキ。

 

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秘密結社にハラハラドキドキしながら帰路につく。


帰路も帰路で大変。
狭い階段を降りていくのだけど、登りも下りも
同じ階段で結構すれ違うのが
ギリギリ。


この人だったら、すれ違えるだろうってのも
段々見極められるようになるから不思議ー。

 

前にいたグループが
前に女子2人、後ろに男子2人の
グループデートっぽいカンジで微笑ましいなと
思っていたら
突然
「うぉー!!!」って
男の人の叫び声が。

 

 


螺旋階段になってるから少し先行かれると
何が起こってるか見えないわけです。
超恐怖。

 

何やら言ってるけど

言葉わからないから軽いパニック。


前のグループの男の人たち
前から3番目の人はぽっちゃりで
1番後ろの人はマッチョ。
割とガタイが良かったからより恐怖。
すれ違う人もいない…

 

行きに稲川淳二の怖い話も思い出しちゃってるから

ヤバい。
怖い〜!!!
超急ぎ足で彼らに追いつく。
そしたら

 

 

 

ぷ〜ん。

 

 


硫黄のような…
たまごのような…

 

 

 

 

 

 

オイ!ハンプティダンプティ!お前だな!

私が追いついてからもニヤニヤしてやがる。
こんな狭い空間でオナラしたら
ニオイこもるだろー!!!
しかも結構なニオイ!
そういえば、ウォーの後に笑い声が聞こえてたな。

 

そうか、秘密結社からの刺客か…

のにたろのガッツが2下がった。

 

異臭騒ぎにもめげず
地上にたどり着く頃には
膝が笑っている
少し開けたところで足をたたいてたら
これから登るおじさんが

 

お前、登って来たのか?

 

と聞くじゃないか。

 

オーイエス

本当に?上まで行ったのか?

 

オフコース

 

どれくらいながい?

 

ロング、ロング、ローング!

 

単語だけで会話するも

 veryすら、出てこないのにたろ。

ズコー!!!

 

 

続く。


次回予告。
「のにたろ迷子になる。」
カンを頼りに外国を歩く。
大馬鹿者の勘は冴え渡るのか?!